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斎藤工、初の医療ドラマに苦戦中 「“手術中”と言えない」
オリコン 1月5日(水)14時12分配信
俳優の斎藤工、陣内孝則、泉谷しげるらが5日、都内スタジオで行われた新ドラマ『最上の命医』(テレビ東京系)の制作発表記者会見に出席した。主演の斎藤は、初の医療ドラマ出演で「医療用語と日々戦っている」ことを報告し。さらに「『手術中』と言えない。(代わりに)オペとか言っている」とセリフを噛んでしまう苦悩も明かした。
同作は、若き天才小児外科医?西條命(みこと)が“小さな命”の奇跡を起こすヒューマンドラマ。「現代の医療の裏側にメスを人れたい」と意気込む斎藤は「子役と接することが多いけど、(子役が)大人びていて、子供扱いしちゃいけないと思った。豪華なキャストの中にいるのは不思議で、楽しくやっている」と充実の表情。心臓血管外科医?桐生危役の池内博之も「手術シーンが終わった後は、みんないい感じです」とキャスト陣のチームワークの良さをアピールした。
子供たちの命を守るという信念を元に行動する主人公(命)と自身を比べた斎藤は「命は、優先順位がぶれない。でも、僕は俳優、人間としてもぶれるし、柔軟に生きている。だから、定めないのが自分に合っていると思う」と分析。一方、泉谷は「信念とか、つまらないことを聞くなよ」と噛み付き、撮影に関して「寒いしよ、演出もコロコロ変わるし、セリフも多い。何やっているかわからないよ。ガキも生意気なのばっかりだ。俺(の役)は続かないと思う」と泉谷節を炸裂させ、笑いを誘っていた。
「儲けにならずリスクばかり高い」と合理主義に基づき小児科を閉鎖する副院長?桐生奠役の陣内は、かつて腹膜炎に患った自身の経験を引き合いに「1日1日を大事に生きようと思った」と強調。時折、抱腹絶倒のトークを展開しつつも「いかに主人公の壁になるか。ディティールにこだわった新しい切り口を楽しんでもらえれば」としっかりと締めていた。
会見に比嘉愛未、板谷由夏、北川弘美も登壇。『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中の原作漫画を実写化したドラマ『最上の命医』は、10日(月)午後10時よりスタート。
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