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人間国宝の狂言師、野村万作(77)と長男で狂言師の野村萬斎(42)がW主演を務める舞台「六道輪廻」の製作発表が16日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われた。
迷いを繰り返す人間の本質を六道(地獄、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界)を通じて描く物語。古典と現代劇を交えた斬新な舞台になるといい、演出も務める萬斎は「みなさんが今まで見たことのないような演劇スタイルをお目にかけられると思う」と自信を見せた。
天上界の長を演じる麻実れい(58)は「男の役なんです」と苦笑いしながらも、「(修羅界の戦士を演じる)萬斎さんと男同士の戦いをします」と気合たっぷり。
同作は来年4月25、26日に京都・東本願寺東山浄苑本堂、28日に大阪・サンケイホールブリーゼ、5月1、2日に東京・西池袋の東京芸術劇場で上演。
3月20日には、財団法人本願寺維持財団理事長の大谷暢順氏による著書「六道輪廻」も発売される。
古典芸能と現代劇を融合させた新作舞台に挑戦する(左から)若村麻由美、野村万作、野村萬斎、麻実れい=東京・内幸町(撮影・荻窪佳)
舞台「六道輪廻」の制作発表に参加した(左から)若村麻由美、野村万作、野村萬斎、麻実れい
舞台劇「六道輪廻」製作発表会、左から作曲家の大曽根浩範、女優の若村麻由美、狂言師の野村万作、原作者の大谷暢順、狂言師の野村萬斎、女優の麻実れい 作曲家の井口拓磨 =16日午後、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル(荻窪佳撮影)
「六道輪廻」製作発表の後、インタビューに答える狂言師の野村萬斎 =16日午後東京都千代田区内幸町(荻窪佳撮影)
「六道輪廻」製作発表の後、インタビューに答える狂言師の野村萬斎 =16日午後東京都千代田区内幸町(荻窪佳撮影)
[ 本帖最后由 草莓 于 2008-12-17 08:17 编辑 ] |
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