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コブクロ、小栗旬主演映画『岳 -ガク-』主題歌書き下ろし 命の輝き歌う
人気デュオ・コブクロが、小栗旬主演映画『岳 -ガク-』(片山修監督、5月7日公開)の主題歌「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」を歌うことが26日、わかった。「率直に映画を観た感想を歌にした」という書き下ろしの新曲で、彼らの楽曲としては珍しい、これまでで一番長いタイトルに。映画は日本アルプスの山々を舞台に、山岳救助を題材とした人間ドラマ。前向きな歌詞で映画のテーマでもある命の大切さ、輝きを歌い上げる。厳しい真冬の山岳トレーニングにも励んで役作りをした小栗も「映画に、もうひとつの命を吹き込んでくれるような楽曲」と感動を口にした。
『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に連載中の石塚真一による同名コミックが原作。誰よりも山を愛する男、島崎三歩が山岳救助ボランティア隊員として活躍する様子を、雄大な山の自然の素晴らしさとともに描く。
コブクロの二人は「最後に心に残ったのは“命”という言葉です。主人公が、わが命をギリギリのところまで持っていって、もうひとつの大切な人の命に向かって助けるというところにメッセージを込めました。そして、この世界中を包んでいるひとつの命があるとしたら、それは太陽だと思いました」と歌詞に込めた思いを語る。
同映画の製作プロデューサーを務める東宝・臼井央氏は、エンディングに「広くて深い“人間賛歌”」を希望。「桜」「永遠にともに」などの名曲に「それぞれの人生を一生懸命に生きる、人間の“命”が宿っている」と感じていたコブクロに白羽の矢を立てた。出来上がった楽曲を聴いて臼井氏は「“映画”が“歌”になった、そう思いました。タイトルは『岳』で良いのでは?と思うほどに」と絶賛。希望は確信に変わった。
主人公・島崎三歩は世界中の山を登り、山の楽しさ、山の厳しさ、山の美しさを知る山岳救助ボランティア。三歩の暮らす山に、山岳救助隊に配属されたばかりの新人女性隊員・椎名久美(長澤まさみ)がやってくる。同じ山岳救助隊の隊長・野田(佐々木蔵之介)や三歩の指導の下、過酷な訓練をこなし、着実に成長をみせる久美。しかし、実際の救助では自身の未熟さや大自然の猛威により、遭難者の命を救うことができない日々が続く。そんな折、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生した。仲間とともに救助に向かう久美だったが、彼女を待ち受けていたのは想像を絶する雪山の脅威。その時、三歩は…。
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