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楼主 |
发表于 2012-6-28 09:46
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interview
『ビューティフルレイン』の企画を聞いた時、どう思いましたか?
ぜひやってみたいなと思いました。僕の中ではとてもチャレンジしているなと感じた企画で、これをどういう切り口で視聴者のみなさんにお届けするのか興味があったんです。シングルファーザーで、娘と2人でつつましくも明るく生活しているところにアルツハイマーという病気が入ってきて、そのことによって2人の関係、あるいは2人を取り巻く周りの人々の関係がどのように変化をして、その変化をどう乗り越えていこうとするのか…。とても興味深く思いました。
木下圭介をどのような人物だと、とらえていますか?
圭介は、昔は大手ゼネコンで働いていて、海外出張も多く、どちらかといえば家にいることが少ないサラリーマンだったんです。でも美雨の出産と引き換えに妻が亡くなったことがきっかけで、人生をみつめ直し自分の手で娘を育てる決心をして会社を辞めました。そこから小さな工場である中村産業に住み込みで働こうと決めたわけです。少ながらず痛みを抱えていて、今は頑張って生活をしているけど、その痛みの部分がどこか透けて見えるようなキャラクターになればいいなと思っています。
圭介を演じるにあたり、役作りはされましたか?
役作りとは違いますが、僕はどちらかというと仕事に入る準備を大切にする方だと思います。その準備期間は僕にとって圭介との出会いであり、理解を深める場。今回も撮影前にプロデューサーや監督や脚本家の方たちとそれなりの時間を使ってじっくり話してきました。みなさんがそれぞれ思い描く圭介像があって、それを聞いていく。いろんな人が考える、いろんな木下圭介を知って、自分なりの木下圭介を作りあげていく感じです。この作業があるので、現場にはスムーズに入れました。
圭介は若年性アルツハイマーと診断されます。これから演じるうえで気を付けたいこと、または意識することはありますか?
アルツハイマーの症状の1つとして、大抵の場合は当人の自覚症状がないらしいんです。当然、病気と闘っているのは本人ですが、家族や会社の同僚など周りの人々を巻き込んでしまうのもこの病気の1つの特徴で。実際に病気と闘っているご本人やご家族の方が、このドラマを見たときに違和感を覚える作品にはしたくないし、そうあってはならないと思っています。かといって、すべてを忠実にドキュメントに見せるのがいいかというと、それを不快に思う人がいるかもしれない。とても難しいと感じています。ドラマではありますが、アルツハイマーという病気とどう向き合い、前向きに闘っていくのかという姿勢をきちんとお見せすることができれば、僕は納得してもらえると信じています。逆にアルツハイマーという病気がご老人だけがかかる病気ではなく、若い世代の人でもかかる人はいるということなど、病気全体の理解にもつながればいいなと考えてます。
圭介と美雨の親子関係を、どのように感じていますか?
どこにでもあるような父と子の関係を表現できればいいですね。台本に描かれている会話や行動がとてもリアルで、お子さんがいるご家庭の方には共感していただけることが多いと思います。ドラマ全体のトーンとしては、見終わった後にささやかな希望や明るさ、元気などを与えることができればいいなというのが大前提としてありますね。
芦田愛菜ちゃんの印象は?
撮影が始まったばかりなんですが、まるで自分の娘みたいです。さっきも撮影していたんですけど、本当に娘みたいな感覚になりました。大人の女優さんと違う、子供ならではの無垢で素直でストレートな芝居をされるので、こっちも計算やごまかしやうそが通用しないなと、全身全霊でぶつかっていくつもりです。
視聴者の方へメッセージをお願いします。
このドラマはいろんな要素を含んでいる作品だと思います。その1つがホームドラマ。圭介と美雨の父子家庭ではありますが、家族同然の中村産業の社長夫婦や同僚の人々、近所の方たちなど、全員ひっくるめたホームドラマ。若い方からお年寄りの方まで楽しんでいだたけるように、みんなで大切に作っていこうという気持ちで取り組んでいますので、楽しんで見ていただけると嬉しいです。笑って、泣いて、しんみりして…、さらに家族や病気のことを改めて考えたりするきっかけになれれば、これ以上の喜びはありません。 |
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