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瑛太「オレでいいの」…連ドラ初主演しかも月9!
俳優?瑛太(25)が来年1月にスタートするフジテレビ系月9ドラマ「ヴォイス(仮)」で連ドラ初主演することが1日、分かった。医大の法医学ゼミに所属する学生の葛藤(かっとう)や悩みを描く青春群像劇。瑛太は抜群の直感力と感性で謎を解決していく新しいヒーローを演じる。連ドラ初主演に「当たって砕けろの気持ちで、思い切り直球勝負でやりたい」と意気込んでいる。
NHK大河ドラマ「篤姫」の小松帯刀役で注目を集めた若手実力派俳優?瑛太。初の連ドラでの月9挑戦には「自分が物心ついた時に、『ロングバケーション』や『あすなろ白書』とかやっていて、月9というのは、ドラマの中でも特別感があった。『オレでいいの』と思ったし、素直に『すごいことだな』と思いました」と率直な感想をもらした。
テーマは「失われた命を救う医学」と言われ、司法解剖などで死因を鑑定する法医学。医大の法医学ゼミに所属する医大生5人が「人の命」と向き合い葛藤する青春を描くオリジナルストーリー。瑛太演じる加地大己は、一見クールだが、たぐいまれなる観察眼と勘の良さを持つ学生。独自の観点から、死体に残された謎を解き明かしていく役どころだ。
瀧山麻土香プロデューサーは「物静かでおっとりしているように見えて、その裏に情熱と天性の直感力を秘めたこの役は、瑛太さんに演じていただくことで、初めて説得力を持つのだと確信しています」と話している。
撮影を前にして、瑛太は医療現場に出向き、監督やプロデューサーといつも以上にディスカッションして役作りを深めるために意欲的に活動。完全無欠な人物ではなく、強い自己主張もないが、淡々と物事を解決していく新しいヒーロー。
瑛太は「今は混とんとした世の中で、何が“答え”なのか分からない。(演じる加地は)肯定と否定の中間にあるヒーローだと思う。無欲な無垢(むく)なヒーローを演じられれば…」と意欲的だ。
中学時代はサッカーの都大会で優秀選手賞を獲得した。「(今回の役は)フォワードじゃなくボランチでもない。サイドバック。ロベカル(ロベルトカルロス=元ブラジル代表選手)的なヒーローだと思う」キーパー以外のポジションはすべて経験した瑛太は大好きなサッカーに例えて、挑戦する新たなヒーロー像を語った。 |
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