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上野樹里5変化!WOWOW短編ドラマ主演で“1人5役”
女優の上野樹里(23)が、WOWOWのドラマ「上野樹里と5つの鞄」(9月3日スタート、木曜・後11時30分の全5回)に主演して“1人5役”に挑む。「電車男」「陰日向に咲く」の脚本家・金子ありさ氏(35)や「天然コケッコー」の山下敦弘監督(32)ら若手監督、脚本家たちとタッグを組み「鞄(かばん)」にまつわる物語を制作。上野が5変化でさまざまな「顔」を見せる。
フジ系「のだめカンタービレ」で個性的なキャラクターの“のだめ”役を、同「ラスト・フレンズ」では性同一性障害の女性を演じるなど、若手演技派として注目を浴びる上野。今作では、女優として、また違った一面を見せる。
「上野樹里と5つの鞄」は1話30分、5つのストーリーから構成された短編。自ら企画段階から参加し、ギターを手に歌う女、エレベーターに閉じ込められた女、逃避行の旅に出る女、突然の幼なじみの訪問に当惑する女、“毎日続く誕生日”から抜け出せない女と、まったく異なる設定の人物を演じる。
タッグを組むのは、気鋭の監督、脚本家。映画「コドモのコドモ」では萩生田宏治監督、映画「虹の女神 Rainbow Song」では脚本の桜井亜美氏とともに仕事をしてきたが、久々の再会で成長した姿を見せる場にもなった。
上野は「それぞれ、自身の世界観を持つ魅力的な方々と一緒に作品を作れて楽しかったです。短い間でしたが、企画段階からかかわることで、どの作品も、濃く、深く向き合えたと思う」と充実感でいっぱい。「こんなに面白い企画はなかなかないと思うので、お見逃しなく! 今回は短編作品でしたが、またお世話になれることがあれば、長編やその他いろいろなことにチャレンジしてみたい」と新境地にも意欲をみせた。
今回は、ドラマのエンディング曲「カバンのバンカ(仮)」も歌っており、多才ぶりを発揮している。作曲を手がけた同曲(作詞は高崎卓馬監督)は、さわやかなメロディーが印象的なナンバーに。「のだめ―」で披露した「おなら体操」(07年5月発売)でCDデビューして以来の歌声。演技だけでなく、こちらもファンの心をつかみそうだ。 |
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