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第2話 予告
東城医大のMRI室で、新型MRIの導入作業を行っていたエンジニアの友野(矢柴俊博)が遺体となって見つかった。白鳥(仲村トオル)は殺人事件の可能性があると考え、警察に通報。ところが検視官は事件性のない心不全と診断する。
この診断に田口(伊藤淳史)と白鳥は異議を唱え、司法解剖で死因を究明するよう主張するが却下されてしまう。そんな中、島津(安田顕)がAiによる死因究明を提案。CTで遺体の全身をくまなく撮影するが不審な点は見つからず、死因は判明しなかった。
数日後、斑鳩(高橋克典)のもとに白鳥が現れた。警察が殺人事件の犯人の情報を被害者遺族に開示すれば、報復による新たな事件を招く危険があると主張する斑鳩に対し、「警察には情報を隠匿する権利があるのか?」と噛みつく白鳥。すると斑鳩は「権利ではなく、義務です」と不敵に言い放つ。
その頃、田口は友野の葬儀に出席していた。参列者の中には宇佐見(福士誠治)もいたが、島津の姿はない。島津は警察からAiセンター初の遺体鑑定の依頼が来たと色めき立ち、出席を断ったのだ。その非情さに納得がいかない田口の目の前で、友野の遺体は死因不明のまま火葬炉に吸い込まれていき…。 |
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