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发表于 2010-1-1 17:36
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福山雅治:NHK大河「龍馬伝」 若手芸人のように泥まみれに 体当たりの演技語る
幕末の志士、坂本龍馬の人生を三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の視点から描いたNHK大河ドラマ「龍馬伝」が3日(日曜午後8時~)からスタートする。龍馬を演じるのは歌手、俳優と幅広く活躍する福山雅治さん(40)。不惑にしてNHKドラマ初出演。「水浸しになったり、泥まみれになったり若手芸人さんのよう」と振り返るドラマの撮影現場や、主人公・坂本龍馬について語った。【栗原拓郎】
--出演の話をもらったときの心境は
何でこの話がぼくのところに来たんだろうと思いました。坂本龍馬という方は、(自分よりも)もう少しごつごつした感じのイメージがあって、僕自身はそういうイメージとは違うんじゃないかなと思っていたので、最初は違和感がありました。
--そこから出演を決めたのは
鈴木(圭チーフプロデューサー)さんの熱意にほだされまして。そこまでお誘いいただけるならと。最悪ダメでも鈴木さんのせいにすればいいかなと(笑い)。でも、本当にすごい熱意を感じまして、それにものすごく勇気をもらったという感じですね。
--1年以上の長期の撮影です
「1年」ということについてはあまり考えていないですね。ただ、(龍馬は)割と短い期間にいろいろなことを体験された方だし、今週5~6話を撮ったと思ったら、来週は11話になったりと撮影の順番が結構飛んだりするのが大変でして。(これまでの)連続ドラマは10話、11話くらいで終わっちゃうわけですから、いきなりその最終回を撮ってるようなことになるんですけど、この大河ドラマは48回あるので、ちょっと大変かもな、と思っています。
--共演者はどうでしょう
(岩崎弥太郎役の)香川(照之)さんはすごくエネルギーのある方で、もう爆発するような感情表現を一気にされてくる方なので、すごく刺激になってますね。東北のロケで、大分寒かったんですが、わらじ一つで野山を駆け回ったりしていて、「大変ですね」とうかがったら、「大変であればあるほど芝居をしなくていいんで楽ですよ」とおっしゃっていて……。そんな香川さん流のお芝居に対するお話も聞かせていただいて、非常に勉強させてもらいながらやってるという感じですね。
--龍馬の格好をして演じ、自分で見てみてどうですか?
間違ってもうっとりとかはしてないです……アッハッハッ! 10代の龍馬もやっているんですが、さすがに無理があるなとは思ってるんですけど(笑い)。香川さんも10代には見えないので、まあいいかなと。若さや年齢を描くわけではないので割り切っています。それから、大河ドラマのポスターがあるんですが、今のお芝居の中でやっている雰囲気の方がやっぱり動き始めた坂本龍馬になってまして、この「チーム『龍馬伝』」で作ろうとしている坂本龍馬が少しずつ動き出した感じですね。
--龍馬は福山さんの地元・長崎にもゆかりの深い人物です
長崎にいたころ、(龍馬が設立した)「亀山社中」に行ったことは一回もなかったんですよねえ。本当に何にも知らずに生きてきたなと反省しまして。龍馬さんを通じて自分が全く勉強をしてなかった長崎という町の歴史を改めて知ることができて、感謝してると同時に、何てバカな高校生だったんだろうとびっくりしてるんですけどね(笑い)。
--ドラマでは「誰も見たことのない『福山雅治』がここにいる」とうたっています
感情をバーンと表に出すシーンがいくつかありまして、そういうのは今まであまりなかったと思います。僕自身も見たことがない表情だったり、びっくりするシーンがたくさんありますね。よだれを垂らしてしゃべってたりしてますからねえ。ハイ(笑い)。水浸しになったり、泥まみれになったり若手芸人さんのような状況でやらせてもらってます。
--印象に残っているシーンは?
強烈だったのは緑色の水の池に落ちるシーン。「これに落ちるのか……」と思いました。泥まみれになりながら土のうを担いで運ぶシーンもありまして、(出演する)牛がしているふんと尿が混ざった泥水をずっと浴びせられる状態で、口の中が“ザリザリ”になりながらやったり……。そんなシーンが多々ありますね。
--剣術のトレーニングや役づくりは
殺陣(たて)のけいこは時間が許す限りやっています。初めてのシーンはなかなか難しかったですね。殺陣に関して苦労してます。ジムでウエートトレーニングをやっているお陰が多少あると思うんですが、「すり足」のような動作は割とできているようなので、そこを基本に上半身の動きなどももうちょっと頑張りたいと思っている所存です。
--土佐弁はどうでしょう
当然慣れていないので正直難しいですし、決して完ぺきにはできていないと思います。うまくできてない部分もあると思うので、その点は申し訳ないんですけど。
--音楽的センスを演技にどう生かしたいか
音楽のときは、少しでも疑問や不安があると、それを魚の小骨のように一本一本抜いていくんです。そういう感じで最近はお芝居に取り組むようになりました。疑問に思ったことは、1個ずつ細かいこと、小さいこと全部質問して、芝居場に行くようにしてるんですね。撮影に入る前にかなりしつこく打ち合わせさせていただいてます。
--龍馬が今生きていたら? 逆に自身が幕末に生まれていたら?
役人さんにはなっててほしくない(笑い)。どちらかというとビジネスの方で格好いい仕事をしてもらいたいですね。もし僕が、18、19歳くらいの年齢で幕末を地方都市で迎えていたら、(当時の若者たちと)同じように異人が来たら刀を持って立ち向かうと思います。でも、もし江戸で40歳で開国を迫ってくる異国がいたら……それに乗じてビジネスを考えていたと思います(笑い)。貿易ですかね。やっぱり。
--この時代に坂本龍馬をやる意味とは
時代性とかいうのはあまり考えないんです。龍馬をやるに当たって思っているのは、「見ていて気持ちのいい人を演じられれば」ということ。ドラマというのは、どれだけ見ていて気持ちのいいもの、感動できるものを提供できるかが使命だと思っていますから、そういう人物をチーム一丸となって作り上げていきたいという気持ちですね。
--坂本龍馬に学ぶこと、自分に生かせることは
とにかく一回全部受け入れてみるっていうことなんじゃないかな。(龍馬には)スポンジのように吸収して最後にポトッと絞り出すみたいなところがある気がしています。多くのことに好奇心をもって、なるべくいろんなことを受け入れる。それが、最終的には魅力的であり、人を動かす人になるんじゃないかなと思います。そういうところは見本にしたいですね。
<プロフィル>
ふくやま・まさはる。1969年2月6日生まれ。長崎県出身。シンガー・ソングライター、俳優。「ひとつ屋根の下」で人気を集め、「美女か野獣」「ガリレオ」など多数のドラマに出演。シンガー・ソングライターとしても「HELLO」「桜坂」などヒット曲多数。09年大みそかのNHK紅白歌合戦には93年以来16年ぶりに「はつ恋」で出場した。
2010年1月1日
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20091230mog00m200023000c.html
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福山雅治:「龍馬伝」裏話も…ゆかりの地から中継
【紅白歌合戦】3日にスタートする大河ドラマ「龍馬伝」で主演する福山雅治(40)は、演じる坂本龍馬ゆかりの地で、自身の故郷でもある長崎からの中継で登場。
雪の舞う中、白いコートに白いズボン、白いマフラー姿で「はつ恋」を熱唱した。「故郷でもあり、龍馬ゆかりの長崎から紅白に出られたこの時間を感動しています」と感慨深げ。司会の中居正広(27)から「龍馬伝と現代劇との違いは?」と聞かれ「あまり意識していないけれど、最初は土佐弁に悪戦苦闘しました」と笑顔で明かした。(スポニチ)
2010年1月1日
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20100101spn00m200016000c.html
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【新春エンタメざんまい】龍馬伝を語る 福山雅治「気持ちいい人を演じたい」、広末涼子「真っすぐな龍馬さん好き」
今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」が、いよいよ3日にスタートする。幕末の風雲児、坂本龍馬の生涯を描くドラマで主役の龍馬を演じるのは、龍馬が海援隊の前身である亀山社中を設立した地、長崎出身の福山雅治。その龍馬に思いを寄せる幼なじみの平井加尾は、龍馬と同じ高知出身の広末涼子が演じる。ゆかりの2人が、龍馬への思いを語った。(飯塚友子)
坂本龍馬と福山雅治、いずれも根強いファンを持つ2人の、それぞれのイメージを裏切る大河ドラマになりそうだ。
3日に放送される「龍馬伝」の初回「上士と下士」(拡大版74分)の試写を見た。画面をはみ出しそうな激しい殺陣のシーンまでは、福山ファンは許せるだろう。が、この福山「龍馬」、ぬかるんだ田んぼで泥まみれになって転がるかと思えば、土下座した揚げ句、もみ合って緑色によどんだ池にザッパーン、である。昨年の「結婚したい有名人」(マッチ・ドットコムジャパン調べ)トップに選ばれた40歳が、「若手芸人のよう」と笑うほど、徹底的に汚れてみせた。
「龍馬はゴツゴツしたイメージがあって、(自分とは)違うんじゃないかという違和感があったんです」
誰よりも自分自身が、弊衣蓬髪(ほうはつ)のイメージが強い龍馬との距離を自覚しているのだろう。当初は出演を躊躇(ちゅうちょ)したと正直に明かすが、引き受けると決めたら身なりも行動も大変身。髪を伸ばし、もじゃもじゃ頭のパーマをかけ、コンサートツアー中も暇さえあれば竹刀を振った。
ある意味、幕末の英雄となっている龍馬だが、このドラマでは驚くほど等身大のごく普通の青年だ。福山は役に体ごとぶつかることで、血の通った人間の成長物語にしようとしている。立ち回りのシーンではカメラに激突、レンズカバーが割れたこともあった。体を張った演技を、常に3台のカメラがとらえ、ベストショットが選び抜かれる。
「頭からコーンスターチをかぶったり、(煙の表現で)巨大蚊取り線香をたかれたり、結構大変でしたが、試写を見てすべて必要な要素として表現されていた」。放送を前に、静かに満足感を語った。
長崎市出身。龍馬が日本初の株式会社といわれる亀山社中を発足させた地から、18歳で上京した。土佐から脱藩し、江戸を目指した龍馬と自身を重ねる。「地方から何かできるんじゃないかって。誰もが感情移入できるエピソードを持っているし、知れば知るほど、最初のイメージと違いますね」
本名より「龍馬」として過ごす時間の方が長い中、現代に龍馬を演じる意味を聞いてみた。
「気持ちのいい人を演じたい。重く暗いニュースばかりの中、すてきな作り事の世界にしたいです」
◇
歴史上の人物、坂本龍馬を呼び捨てにせず、幼いころから親しんだ「龍馬さん」の呼称で呼ぶ。
「龍馬さんはみんなが親戚(しんせき)のように話す地元高知のヒーロー。歴史上の人物で一番大好きな人で、男だったら演じたいと思っていた」
高知市で過ごした幼少時代、小学校1年から6年まで遠足の行き先は、決まって太平洋を望む坂本龍馬像のある桂浜だった。もちろん身近にあったのは、龍馬の生涯を描いた本や史料マンガ。今回、龍馬の初恋の人、平井加尾役での出演を打診され、一も二もなく引き受けた。
「大河ドラマで龍馬伝をやると決まってから、地元では出演が“当たり前”になっていましたから、依頼をいただきすごくうれしかったし、ホッとしました」
加尾は龍馬の幼なじみの土佐藩郷士、平井収二郎の妹。土佐藩で尊皇攘夷運動が起こると、兄の朝廷工作で土佐藩藩主、山内容堂の妹、三条家恒姫(信受院)のお付きとして京都に送られる。聡明(そうめい)さゆえ時代の流れに巻き込まれ、龍馬との間も兄に引き裂かれてしまう女性だ。
「今を生きる人間からみると、不条理な部分もある。でも彼女は時代を憎むでもなく、受けいれる。それが表現できればいい」
加尾を演じるにあたり、史料を集め、時代背景をおさらいした。実は以前から、女優として演じたい歴史上の人物に、龍馬の姉、坂本乙女を挙げていた。今回、福山とのバランスでそれはかなわなかったが、加尾について調べるうち、歴史に名を残す行動を起こす前の龍馬を認めた彼女に、いとおしさがわいたという。
「加尾は龍馬さんの、人に対する優しさが好きになったんだと思う。高知は今でも上下関係が厳しいのに、龍馬さんは常識や差別にとらわれず、人と接した。私自身、そんな自由な発想、とらわれない真っすぐなところが好きです」
役になりきってさらに龍馬にほれ直し、所作の練習も重ね、撮影に入った。土佐弁も苦労はなかったが、唯一戸惑ったのがメーク。南国の少女らしく顔を小麦色に塗られるだけで、ろくに化粧されない。ハイビジョンで大写しになる時代、不安に思ったが、映像を見て納得したという。
「ビジュアルも、光も、すごくきれい。私たちが見てきた大河とは違った、新しい時代劇を見せられる予感がします」
http://sankei.jp.msn.com/enterta ... 001011801001-n1.htm |
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