2010映画【恶人】妻夫木聪深津绘里中字已出，妻夫木聪6月来华

shanzicong · 发表于 2010-9-5 22:31

ジェイヌード那篇也贴上
http://publications.asahi.com/jn ... vjqn24bpejnp5sm3tn0
Step ahead　さらに輝く先へ

Satoshi Tsumabuki　1980年、福岡県生まれ。今後は『悪人』（李相日監督、9月11日公開）、『マイ・バック・ページ』（山下敦弘監督、2011年公開予定）が待機中。また11年2～3月には野田地図第16回公演（野田秀樹作・演出）に出演する。
http://www.horipro.co.jp/usr/hm/tsumabuki/
Eri Fukatsu　1973年、大分県生まれ。今後は『悪人』、『ステキな金縛り』（三谷幸喜監督、2011年秋公開予定）が待機中。また12月2～10日（予定）に『春琴』（サイモン・マクバーニー演出）、11年6月6日～7月31日には『ベッジ・パードン bedge pardon』（三谷幸喜作・演出）の舞台2作（いずれも世田谷パブリックシアター）に出演する。
http://www.amuse.co.jp/artist/fukatsu_eri/

森鈴香（ジェイヌード）＝インタビュー、文
枦木功＝写真

妻夫木聡×深津絵里インタビュー
言葉などなくていい

“悪”は誰しもがもっているもの。
生きている限り切り離せない。
人間のなかに悪があるからこそ
善が何なのかもわかる。
とても複雑な生きものですよね
深津絵里

“悪”とはなにか。
それは人間って何なのかという
問いに行きつきます。
無関心になるのではなく
考えつづけるべきことなんです
妻夫木聡

そのストイックさと
並はずれた根性に何度も
救われました─妻夫木聡

「久しぶりに深津さんにお会いしたのですが、そのときまず謝りました。『失礼があったらすみません』って」
　視線を落として照れくさそうに妻夫木聡さんがぽつりぽつりと話しはじめたのは、映画『悪人』で３度目の共演となる深津絵里さんと顔合わせしたときの出来事。
「この作品では相当無茶をしてしまうだろうなと思ったので、深津さんが受けとめてくれるかどうか不安だったんです。だから先に謝っておきたくて。でもぼくが想像した以上に広いこころで受けとめて、“だきしめて”くださいました」
「迷惑だなんて（笑）！　私は妻夫木くんを俳優としてはもちろんですが、人間としてとても信頼しているんです。最初にお会いしたとき、もうすでに妻夫木くんの作品に対する気迫を感じて、この作品をよりよくするためならば、どんなことでもしようと覚悟を決めました。何度も共演しているからこそ言葉がなくても感じとれるところがあります。いままでの共演回数がすごく味方になってくれました」　そんな再会からはじまった『悪人』。数年前、吉田修一さんの原作を読んだ妻夫木さんは、主人公の祐一を演じたいと、初めてみずから役を欲したのだそうです。
　祖父母との生活、土木作業……。祐一は、ただ淡々と過ぎていく日々のなかにいました。しかし、予期せぬ出来事で人を殺めてしまいます。深津さん演じる光代もまた来る日も来る日もつづく、勤務先の紳士服量販店と妹と二人で暮らすアパートとの往復の日々に満ち足りなさを感じていました。そして出会い系サイトで知り合った二人は激しく惹かれあい、逃避行へと向かう……。
「沖に出て水面にぷかっと浮いて深海を見つめているような感覚でした。無のなかにただ自分だけが存在している。祐一はそういうところにいたんじゃないかな。それは一つの言葉で表せる感覚ではなかったんです。だから説明するのは難しいし、あえて言葉にしたくないというのが正直な気持ちです。ただクランクインする前に李相日監督とは、祐一は“校庭に置き去りにされたサッカーボール”みたいなひとだという話をしました。どうやっても、つかみきれないひとなんです」
　演じるということについて見直す作品になった、と妻夫木さん。役づくりという概念を完全に捨てて、頭で考えずに精神面から入ることに努めました。
「クランクインするときには妻夫木聡を消して、祐一になっていました。今思えば、そうでないと最後までやりきれなかったのかもしれません。祐一の生まれ故郷の土地を一人で訪れたり、土木作業員のアルバイトをしたり、四六時中、祐一のことだけを考えました。そういう積み重ねが、自分のなかに変化を起こしていたんでしょうけれど、自分ではわかりません。だからお芝居も考えてつくりあげるのではなく、自然と出てきました」
　自分をコントロールすることも忘れ、ケガが絶えなかったのだとか。頭を何度も激しくぶつける場面で大きなたんこぶをつくり、メイクさんに怒られたことも。
「幼いころに戻ったようでした。限度がわからなくなるほど没頭して（笑）。だから作品を観たときも不思議な気持ちでした。子どものころ、親が撮ってくれたビデオを、おぼろげな記憶をたどりながら観ている感覚に似ていました」
　すると深津さんも深くうなずきます。
「知ってるけど知らないんですよね。自分で演じていたのに『なんで私、こんなことしてるの？』って思ったり。冷静に観られませんでした」

自分と闘っている姿に
強いエネルギーをいただいて
いました─深津絵里

「演ずる者としての欲を見てみたい」という李監督の想いが、深津さんが『悪人』に参加することにつながったのだそうですが、この話題になると深津さんは苦笑い。
「監督は、今まで見てきた私は嘘で、ほんとうは欲深いに違いないと……（笑）。でもとてもありがたい褒め言葉だと私は思っています。私自身ですら気づいていないものを李監督は見ていらっしゃるんでしょうね。これまで演じてきた役は、ある程度決まった構造のなかで動く人物が多かったような気がします。でも光代は頭で考えて動くタイプの人間ではない。だからまず“決める”という概念を捨てることからはじめました。本番前のテストでは、妻夫木くんと私のお芝居の形が決まってくると、李監督は『もう一度最初からやろう』とおっしゃる。形をなしてきたものの、さらに先に私たちを連れていこうとするんです。そういう監督こそ一番欲深いんじゃないでしょうか（笑）」
　深津さんもまた、おのずと出てくるものにゆだねる芝居に徹していました。
「予想外な感情をいかに出せる環境を作るか。監督はいつもそれを考えてくださいました。だからこころもカラダもなにもまとっていないように感じて、さらけ出すしかなくなるんです。そうすると失敗を恐れず集中できるし、精神的に追い込まれることすら大きな喜びになっていく。どんな試練にも『この程度なの？』と感じている自分がいました。底なし沼にとらわれたように前に進めないこともありましたけれど、妻夫木くんのエネルギーを間近で感じて、『ここから振り落とされないようにがんばらなきゃ』と思えました。そういう緊張感が、いい形で作品に映し出されるという確信が監督にも俳優にもスタッフにもあったから、あえてその緊張感をみずから望んでいるところがあったように思います」
　苦しんだことは役にかならず反映されると妻夫木さんも信じていたのだといいます。感じたものを自身の精神と肉体にたたきこむほどに、それが作品に厚みと深みを織りこんでいく。撮影をした九州という土地の空気感もまたそんな二人にパワーをくれました。祐一と光代の大切な場所となる灯台は険しい道を延々と歩いた場所にあり、寒さも手伝って、とてもつらかったそうです。でもその想いが役の感情とリンクして力になっているのを感じたという妻夫木さんの言葉に、深津さんは当時を思い出したのか少しほほえんだあと、すぐにとても強いまなざしでつづけました。
「五島列島にある灯台に着いたとき、ここが光代そのものなんだと思いました。あの場所がもつ“気”が、そう感じさせたのかも。ここに光代が祐一を連れてきた。風がとても強くて、なにかにのみこまれてしまいそうで。これが光代なんだなって……。この厳しさや荒々しさのようなものを光代という人物にまとっていかなければと感じました」
「ぼくが、九州がもつ独特の力を感じたのは、祐一に近づくための支柱となるものがほしくて、彼の故郷となる漁村を訪れたときです。偶然見つけた高台に登り、下界に広がる景色を見たら、『オレはここから抜け出せないんだな。ここがオレの場所なんだ』と気持ちにぴったりとはまりました。作品のなかでぼくが一番好きなのは、祐一の後ろ姿を引いていくシーンなんですが、あの雰囲気が出せたのは、こうして自分の居場所を見つけられたからだと思う。土地を味方につけると、すごく力をもらえます。街が自分を受け入れてくれている感覚があったから、自分をいつわらずに、そこに、ただ生きることができたんです」
　おたがいの言葉にじっと耳をかたむけうなずきあう姿は、おなじ場所でおなじときを生きぬいた濃密な時間を映し出しているようでした。

Joen · 发表于 2010-9-5 22:47

小7出演野田地図是第二次，之前的那次是2007年和广末合作的キル，巧合的是，小深也曾于97年与堤真一合作演出过这一部，所以说两人都算有缘分的。
此外，据目击，2007年那次，小深有去剧场捧场，真假便是未知了~~

Press Conferences of September 5, 2010

CONFÉRENCES DE PRESSE / PRESS CONFERENCE
(Grande-Place du Complexe Desjardins / Complexe Desjardins Grande-Place)

- OUVERT AU PUBLIC / OPEN TO THE PUBLIC –

Le dimanche 5 sept. 2010 / Sunday, Sept. 5 2010 (11.1)

14 h 15- VILLAIN (AKUNIN)
2 :15 pm COMP / WC JAPON / JAPAN

Lee Sang, réalisateur/ Director
Satoshi Tsumabuki, comédien / Actor
Eri Fukatsu, comédien / Actor

15 h PEREMIRIYE (TRUCE)
3 pm COMP / WC RUSSIE / RUSSIA

Svetlana Proskurina, réalisateur / Director

16 h Rendez-vous avec/with NATHALIE BAYE
4 pm

蒙特利尔电影节的官网看得我一片茫然，图啊什么的都没有。唯一可以确定的是，导演和俩主演今天去了枫叶国~~

[ 本帖最后由 Joen 于 2010-9-5 22:48 编辑 ]

气若幽兰 · 发表于 2010-9-5 22:58

上面两楼文字好多，还都不认识，汗
离上映的日子不到一周啦，主创人员近来肯定都很忙

前些天看Gold第九话，片尾部分出现下图，不解

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Joen · 发表于 2010-9-5 23:11

◆初日舞台挨拶

9/11の公開初日に、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶を行います！

■日時：9/11（土）9：50の回上映終了後
※全席指定席／定員入替制
■場所：TOHOシネマズ六本木ヒルズ（東京都港区六本木6-10-2 けやき坂コンプレックス内）
■登壇者：妻夫木聡/深津絵里/満島ひかり/樹木希林/柄本明/李相日監督（以上予定）　　

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冈田DD连初日挨拶都不去呢~~~~残念~~~

西池年少 · 发表于 2010-9-6 15:29

原著小说还是很不错的，以一个凶杀案剖析当今人们之间疏离的情感
我向来不爱姐弟恋题材，但是一直对小七和深津绘里的搭配很有爱
两个人的气场说不出来的合适。。很期待这部日影

happy2010 · 发表于 2010-9-6 21:30

我试试能否贴得出来，蒙特利尔电影界花絮：
1：

如果无法播放，请点击此处在新窗口打开

2：

如果无法播放，请点击此处在新窗口打开

Joen · 发表于 2010-9-6 22:24

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[ 本帖最后由 Joen 于 2010-9-6 22:30 编辑 ]

Joen · 发表于 2010-9-7 09:21

女優賞に「悪人」の深津絵里さん　モントリオール映画祭
2010年9月7日9時13分

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　当地で開かれていた第３４回モントリオール世界映画祭で６日夜（日本時間７日午前）、「悪人」（李相日〈リ・サンイル〉監督）に主演した深津絵里さん（３７）が女優賞を受賞した。日本映画の同賞受賞は、初めてだ。

　舞台は九州。映画の主人公は、出会い系サイトで知り合った女性を殺してしまう、妻夫木聡さん演じる土木作業員。深津さんは、彼と共に逃走を続ける紳士服店員の役だ。相手が殺人犯と知って戸惑いつつ、ぬくもりを感じて思いを深めていく。葛藤しつつ破滅への道を進む姿を体当たりで演じた。

　「悪人」は、芥川賞作家の吉田修一さんが朝日新聞で０６年３月～０７年１月に連載した小説が原作。単行本、文庫本合わせて１３０万部を超すベストセラーになった。映画の脚本は、吉田さんと李監督が共同で執筆した。

　モントリオール世界映画祭は１９７７年に創設された。日本映画では、９９年に「鉄道員（ぽっぽや）」主演の高倉健さんが男優賞、０６年に「長い散歩」（奥田瑛二監督）、０８年に「おくりびと」（滝田洋二郎監督）がそれぞれグランプリを受賞。「おくりびと」はグランプリを弾みに、米アカデミー賞外国語映画賞も射止めた。昨年は「ヴィヨンの妻　桜桃とタンポポ」の根岸吉太郎監督が監督賞を受賞した。

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撒花，恭喜小深！

happy2010 · 发表于 2010-9-7 20:51

我来发段中文新闻吧，好让大家都明白，恭喜深津绘里，
她得到了影后，可真是越发把这部电影期待值吊高了

、

http://ent.huanqiu.com/zq/qb/2010-09/1081227.html深津绘里蒙特利尔获最佳女演员奖

环球网实习记者王欢报道，来自日本共同社9月7日消息，正在加拿大举行的第34届蒙特利尔国际电影节7日召开颁奖仪式，在李相日执导的电影《恶人》中出演女主角的日本女星深津绘里获得最佳女演员奖。

　　《恶人》改编自日本作家吉田修一的同名小说。该片以福冈、佐贺、长崎各县为舞台，讲述了一个不意杀人的土木工与其恋人一同逃亡的悲剧故事，主演为日本男星妻夫木聪，深津在片中饰演其恋人。该片将于11日在日本全国公映。

　　深津是大分县人，因出演《魔幻时刻》等影片走红荧幕。

　　过去蒙特利尔电影节也曾多次垂青日本电影，其中1999年高仓健凭借《铁道员》一片荣膺最佳男主角奖，而2006年奥田瑛二执导的《漫长的散步》和2008年泷田洋二执导的《入殓师》获得最佳电影奖，09年根岸吉太郎也因执导《维荣的妻子》而获得最佳导演奖。

happy2010 · 发表于 2010-9-7 20:52

深津绘里凭《恶人》蒙特利尔电影节当选影后

第34届蒙特利尔国际电影节当地时间6号传来喜讯，出演日本影片《恶人》（李相日导演）的女演员深津绘里夺得本届电影节最佳女演员奖。颁奖仪式结束之后深津急着和导演以及妻夫木聪分享获奖喜悦：“没有导演的指导我不可能发挥出这么好的演技，如果对戏的不是妻夫木聪君的话我更不可能得到这个奖。”

　　《恶人》讲述了扮演杀人犯的妻夫木聪、和深津绘里扮演的女性展开的逃亡故事。妻夫木聪也高兴的说：“好像在做梦呢，我们的热情传递到了观众内心。因为和深津小姐一起合作，我们互相支持着拍出了这部作品，现在有种家人得奖了的感觉。”李导演说：“让大家看到了我们演员的实力，这个奖算是我们所有人一起拿到的。”

　　蒙特利尔国际电影节是和多伦多国际电影节并称的北美最大规模电影节。而夺得该电影节最佳女演员的日本女演员，深津是继1983年凭借《跨越天城》田中裕子以来的第一人

Joen · 发表于 2010-9-7 21:59

原帖由 happy2010 于 2010-9-7 21:46 发表

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演员阵容仅仅只是一方面，但是一部片子的好坏和演员的阵容没有太大的关系
对于一部剧情片来讲，最关键的成功是剧情要足够吸引人才对

拿来说只是觉得这两部片有一定程度的相同处，随便比比~
其实我也不会去关注恶人能达到多少票房，或者说能上10e就是巨大的胜利？

其实目前看到的恶人的影评，影片比起小说来，删掉了两处内容，让我有点不解，因为那其实是两个很亮的点。
尤其是佑一的部分，被删掉的那个点，对刻画人物来说，几乎是折掉了半个翅膀……

[ 本帖最后由 Joen 于 2010-9-7 22:20 编辑 ]

Joen · 发表于 2010-9-7 22:01

重复发帖了……我说点别的吧~~~

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[ 本帖最后由 Joen 于 2010-9-7 22:19 编辑 ]

funnily · 发表于 2010-9-10 01:15

其實惡人的官網也是有些料可以看的
「監督、原著作者、製作人×2 四人座談會」中特別有談到找小深演光代這角色的事

趁著小深拿了女演員獎
本人用我那破五十音程度的日文把這段打出來...
可是勉強用線上翻譯來讀...實在是看得我一知半解...Orz

另外想請問一下懂日語的朋友：下面文中提到的「業」，用中文該怎麼解釋呢？

でも深津さんは、一般的には明るくて爽やかというか、業をあんまり感じさせないタイプの女優さんじゃないですか?

李：いやいや、だからこそです。

川村：さっき言った光代の両面性がより表現できるどいうことですかね。

李：一般的なイメージはそれはそれとして、この人、絶対それで満足してないだろうな、と勝手に思ったんです。絶対に光代ような部分が埋もれているに違いない、ちろん深津さんに聞いてないから、実際のところは分からないですけどね(笑)。でもそういうキャストに対する思い込みは大事なので、そういう意味で僕は絶対に光代を深津さんにやってほしかった。

吉田：深津さん自身も「悪人」をお読みになって、光代の中に意見たのは、監督がおっしゃったような女の業みたいなものだったと思うんですよね。最初に脚本を読まれたあとの感想が、「もうちょっと女としての嫌な部分があってもいいんじゃないですが」みたいな受け方をされてましたもんね。

川村：そうでした。女優さんの反応としては「もちょっと私のイメージに近づけてください」みたいなことを言う方も多いと思うんです。でも、深津さんは逆の反応だった。「もっと光代は腹に何かあるんじゃないですか」みたいな。

李：それを聞いては、やっぱりなぁ……って(笑)。

川村：監督はニヤリという(笑)。でも深津さんに決まる前というのが、我我が一番緊張していた瞬間ですよね。

仁平：そう、さっき話にあがったように、深津さんに脚本を読んでもらうに光代の背景をどう見せるか、いろいろ頭を悩ませてましたから。

川村：その深津さんの反応は、受けていただけるかどうかまだ分からないときの話ですよね。

李：そうそう。僕ら、深津さんの面接を受けたんです。

川村：面接っていうか、「一度、会ってお話してから決めさせてください」ということで、この四人で会いに行ったんです。それが終わったあとみんなでご飯食べているときに電話かかってきてOKが出た。あのときは盛り上がりましたよね。

吉田：なんか、文学賞とかの発表を待ってるときみたいな(笑)。そんな緊張感と高揚感がありました。

仁平：みんなで乾杯しましたもんね。

川村：深津さんに決まってだいぶ作品の形が明確になりました。監督はもちろんですけど、吉田さんも深津さんが決まってから「見えた」「ピンと来た」みたいなことをおっしゃってましたよね。

吉田：一番は監督だと思うんですけど。でも他のキャストの方に関してはあまり脚本を書く上で影響は受けなかったですが、妻夫木さんと深津さんに関しては、キャストのイメージが話を引っ張ってくれる部分がありましたね。

http://www.akunin.jp/index.html# ... cene/InterviewScene

[ 本帖最后由 funnily 于 2010-9-10 01:29 编辑 ]

Joen · 发表于 2010-9-11 14:03

妻夫木聡、深津絵里

『悪人』

無意識が一番怖いことなのかもしれない

取材・文：斉藤由紀子　写真：高野広美

芥川賞作家・吉田修一の最高傑作と言われるベストセラー小説を、映画『フラガール』の李相日監督が映画化した『悪人』。本作は、殺人を犯した土木作業員の男と、彼を愛してしまった女との刹那（せつな）的な逃避行を軸に、人間の善悪をリアルに描いた究極のヒューマンドラマだ。本人たっての希望で孤独な殺人犯・清水祐一を熱演した妻夫木聡と、ヒロインの馬込光代を演じた深津絵里が、作品に込めた熱い思いを語ってくれた。

■衝動的に「この役をやりたい！」と思った

Q：今回の祐一役を自ら志願された妻夫木さんですが、本質的なところで祐一と重なる部分があると感じたのでしょうか？

妻夫木：それもあったのかもしれません。陰と陽で言えば、陽の方が多い人間なんですが、僕の中にも二面性があって、陰の部分が祐一と引かれ合ったのかもしれません。でも、原作を読んだときに「この役をやりたい！」と思ったのは、単純な衝動だったんです。今思い返してみると、まだ見たことのない自分に出会いたかったのかなとか、役者として自分自身を見つめたかったのかなとか、いろいろな思いがありますが、まあ、理由は後付けなので、どうとでも言えるんですよね（笑）。

Q：深津さんは、祐一と出会って劇的な変化を遂げる光代を、どんな女性だと解釈されたのですか？

深津：原作者の吉田修一さんは、女性の裏側にあるものをしっかり見ていて、ただ退屈な田舎に住んでいる地味な女性というのではなく、その裏側をドロドロと掘り起こしていらっしゃるんですよね。すごく繊細かと思うと、すごく図太い部分もあって、生命力にあふれていて。そんな光代を演じるのは、とても面白かったです。

Q：吉田さんご自身が脚本作りに参加されただけに、重厚な原作の世界観が見事に映像化されていましたね。

妻夫木：設定が違うところもあるのに原作を壊すことなく脚本化されていて、まるでマジックのようでした。映画化することで原作が壊れちゃうケースもあるじゃないですか（笑）。「悪人」は群像劇なので、一つ一つの要素がすごく大切なんです。それをきちんと生かしてくれるのは、吉田さんしかいなかったのかもしれませんね。

深津：台本を手にしたときは、原作の素晴らしさを胸に持ちつつも、映画としてこの作品を完成させなければいけないし、どうすればいいんだろう？　と途方に暮れてしまう気持ちもありました。ただ、何があっても良いものにしなければ！　と思っていました。

■撮影前に妻夫木が深津に謝った？

Q：お二人にとって3度目の共演ですが、心と体を激しくぶつけあう祐一と光代を演じる上で、お互いをよく知っていることはプラスになりましたか？

妻夫木：なりましたねえ。深津さんは、何でも受け入れてくれる大きな度量があって、本当に根性のある女優さんなんです。よく知っている深津さんだからこそ、余計な気を使わないで演じることができましたし、台本に書かれていた以上に祐一と光代の関係を築けたような気がします。

深津：初めてご一緒する方だったら、お互いの心を開くのに時間がかかってしまったと思うんです。でも、何度も共演しているからこそ、瞬間的に一つになる二人を演じ切ることができたのだと思っています。

Q：妻夫木さんは撮影前に「失礼なことをするかもしれない」と深津さんに言ったそうですが……？

妻夫木：今回は精神的にも本気で祐一になり切ろうと思っていたので、現場でムチャをやってしまうだろうという気持ちがあったんです。それを深津さんに拒否されたら乗り切れないだろうなと思ったので、先に謝っておいたんですよね。深津さんの僕への印象が変わったらどうしよう……という不安があったんです（笑）。

深津：わたしは妻夫木さんを信頼していましたから、何をどうされてもいいという気持ちでした（笑）。

妻夫木：本当に感謝しています（笑）。

■ロケが過酷過ぎて、クランクアップで泣けなかった！

Q：本気で誰かと会いたくて出会い系サイトを利用した祐一と光代には共感できましたか？

妻夫木：そこまでして誰かに会いたいという、極限の気持ちなのだということは理解できるような気がします。

深津：そこに本当を求めることの悲しさというか、軽い気持ちではないというのが身につまされます。それしかないのだなと思うと、本当に切ないですよね……。

Q：それほどまでの孤独や焦燥感を表現するのは、とても難しいことだったのでは？

妻夫木：今まで一人で過ごすということがあまりなかったので、役づくりをするために祐一の故郷の漁村に一人で行ってみたんです。そこで町を見下ろしたときに、「ああ、ここから抜け出せないんだな……」という祐一の思いを強く感じたんです。自分で閉じこもっている部分もあるのだけれど、でも、抜け出たい自分もいて。その葛藤（かっとう）の中で生きているのだろうなと思いましたね。

Q：真冬の九州ロケ、特に灯台のシーンは体力的にもかなり大変だったそうですね。

妻夫木：あの灯台は、登山道のような道を30分くらい歩いていかないと到達できない場所だったんです。行きは下りだからまだよかったけど、帰りは芝居をやってクタクタになった後の上り道。あまりにも過酷で、「なんなんだよ」と思いながら歩いていました（笑）。

深津：誰も無駄話をせず、ひたすら黙々と歩いていましたよね（笑）。これを乗り越えないと作品が完成しないんだ！　ここに来ないと撮影できないんだ！　と自分に言い聞かせていました。

Q：撮影の合間に息抜きをされることもあったんですか？

妻夫木：してないです！　常に祐一を意識していて、一瞬でも途切れたら終わるなと思っていましたし、役のために食事制限もしていたので、本当に苦しかったんです！　クランクアップで「やっと終わった！」って叫んだのは初めてですよ（笑）。本当は、撮影が終わるときに泣いてしまうかもと思っていたんですけど、実際は泣くどころじゃなかったですね。「僕は妻夫木だ！　自由だ！」という感じでした（笑）。

■「悪人」は、どんな人の中にもいる

Q：柄本明さんふんする被害者の父親の、「大切な人がおらん人間が多すぎる」という言葉が胸に刺さりました。

妻夫木：それだけ人って無意識なんでしょうね。何に対しても無意識であったり無関心だったりすることが、一番怖いことなのかもしれませんね。

深津：いかに自分勝手に生きているのかということですよね。

Q：自分も悪人なのでは？　と考えてしまったりしませんか？

妻夫木：それはありますよね。自分の中にも悪の部分は絶対にあると思います。

深津：ただ、その悪い部分を感じることができるうちはまだ良いと思うんです。妻夫木さんが言ったように、無意識に「全部良い」と思っていることほど怖いことはないですよね。自分に対して客観性を持つことが大切なのかもしれません。

Q：最後になりますが、お二人がこの作品を観る方に伝えたいこととは？

妻夫木：スタッフ、キャストが一丸となって、魂を込めて作った映画です。感じることは人ぞれぞれだと思いますが、何か人の心に残せる作品になったと思っています。ぜひ映画館でご覧になって、自分の中に起こるその何かを感じ取ってほしいです。

深津：いろいろな世代、性別の人間たちの愚かさや弱さを丁寧に描いている作品ですので、ほんのちょっとでも興味を持ってくださった方は、なぜ自分が興味を持ったのか、映画を観た後に考えていただけたらいいなと思います。

狂おしいほどに人とのつながりを求めた祐一と光代の愛と悲しみを、鬼気迫る表情で演じ切った妻夫木と深津。二人がどれほど役に打ち込んでいたのかが、存分に伝わってくるインタビューだった。『悪人』という作品は、とても痛くて切なくて、そして、優しい物語だ。悪人と呼ばれた祐一が最後に見せる笑顔に、あなたは何を感じるだろうか？　本当の悪人とは誰なのだろうか？　その答えを、ぜひとも映画館で確認してほしい。

(C) 2010「悪人」製作委員会

最后，祝《恶人》170万部突破！从7号得奖到现在就突破了40W部，真是太强大了，oricon top10果然很惊人！
继续再接再厉吧！

[ 本帖最后由 Joen 于 2010-9-11 19:12 编辑 ]

Joen · 发表于 2010-9-11 14:36

妻夫木絶句、深津絵里の先に泣いちゃった

　映画「悪人」の公開初日舞台あいさつが11日、東京・六本木の映画館で行われ、モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里（37）が「きょうは宝物のような日です」と喜びを語った。

　李相日監督、主演妻夫木聡（29）らと登壇した深津は、「おめでとう！」の声が飛ぶ客席にトロフィーを披露した。「みんなで戦って勝ち取った賞。この重みは、忘れちゃいけない重みです」。妻夫木は「まるで姉が賞をとったようにうれしかった。尊敬しています」と祝福した。

　舞台あいさつの冒頭では、満員の客席に感極まった妻夫木が「はぁ～」とため息をつくなり涙で絶句する一幕もあった。「この日を…」と語るも言葉が続かず「あぁ、くそー」。しゃくり上げて何度も立ち往生しながら「この日のためにすべてをささげてきた。これがありのままの自分の姿」と話した。先に泣かれてしまった深津は「年上なので、ぐっとこらえなきゃいけないな、と思いました」と笑顔をみせていた。
======
啊啊，小7，归国的时候刚说了什么“なんか俺と深津さんが結婚するみたいな雰囲気だね”，今儿个又改口叫了“姉”，乃还真是有爱，笑~
初日的照片还没有，先贴个之前的~~

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2010映画【恶人】妻夫木聪 深津绘里 中字已出，妻夫木聪6月来华

監督、原著作者、製作人×2 四人座談會

2010映画【恶人】妻夫木聪深津绘里中字已出，妻夫木聪6月来华