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楼主 |
发表于 2012-7-8 10:45
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演じられた拓也は、どのようなキャラクターでしたか?
「すごく頭のキレる人間ですね。完璧主義者で、あまり他人を信用していない男だと思います。唯一、欠点があるとすれば、プライドが高すぎる…自分自身を信じすぎてしまっていることではないでしょうか。まとめてみると、人間的には救いようがないほど最低ですよね(笑)。最初は解らないんですけど、台本を読んでいくと"どうしたら、こんな人間が出来るんだろう"って思いました。ただ、目的に対する執念というか、モチベーションはとても高いです。」
拓也を演じる上で注意されたことは?
「拓也は相対する人によって違った顔を見せるので、そこをどう出して行くのかを一番考えました。作品的には1時間ものなのですが、撮影期間中、こんなに台本を肌身離さず持っていたのは初めてかもしれません。」
『犯人のいない殺人の夜』という作品については?
「最初に読んだ時に意表をつかれたので、すぐ読み返しました(笑)。東野(圭吾)さんらしいストーリー展開だと思います。登場人物が濃いキャラクターばかりなので、誰もが怪しく感じますよ。」
共演されたみなさんの印象は?
「怪しいんですよ(笑)。特に、白井(晃)さんが演じる創介を中心とした岸田家のキャスティングは、みなさんそこにいるだけで、怪しい気配が漂ってくるんです。そういう雰囲気も自由に作れる方々が揃ったということなんでしょうね。中原(丈雄)さんは、そんな岸田家を探る刑事役で登場されます。中原さんも警察官っぽいセリフを口にしただけで、本物の刑事のように思えてきます。演じている役に説得力を持たせることが出来る役者さんばかりなので、ご一緒させて頂いて嬉しいですし、改めて勉強させて頂いています。」
東野圭吾さんの他の作品は?
「全ては読んでいませんけど…。このドラマに出演するお話を頂く前、2週間ぐらいの旅に出ていたんですけど、その時に『白夜行』を持って行ったんです。とても面白くて、長編なのにスラスラと読んでしまいました。旅から戻ってからは『容疑者Xの献身』も読みました。楽しく読めるんですけど、奥が深い作品。そして、読みながら場面のイメージもしやすいんです。だから、僕は登場人物を勝手にキャスティングしたりしてました(笑)。」
今回は『犯人のいない殺人の夜』も含め、11本の東野作品が用意されます。
「短編とはいえ、すごいですよね。とにかく、東野さんの作品はものすごい本数があります。まだ、お若いのに、いったい年間どのくらいのペースで執筆なさっているんだろう? と、不思議になりますよね。新刊も続々出版されて、次々に映像化もされていますし…。僕もまだ読んだことのない東野さんの作品は、どんどん読ませて頂こうと思います。」
最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願い致します。
「東野さんの作品は、結果ももちろんなんですが、そこに至る…至ってしまうことになる過程が興味深く作られていると思います。今回も伏線などの結果にいたるプロセスを楽しんでご覧頂くと、より一層"東野ワールド"に浸って頂けると思います。また、他の推理作品やミステリー作品とは、ひと味違う人間ドラマも魅力です。こういった作品を"連続ドラマ"という時間枠で取り上げるのも珍しいと思います。僕も単発ドラマでは拓也のような役を演じたことはありますが、今回は初めての経験になりますので、みなさんに"新たな顔"をお見せ出来るのではないかと思っています。」 |
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