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发表于 2007-10-19 23:06
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フッシー
vol.4 アクション!
10/18 17:00
とある稽古場。今日は岡田准一氏と1話で大男役を務める三代目魚武濱田成夫氏による武術稽古の日だ。『SP(エスピー)』でのアクションはかなり本格的でかなり激しいため、撮影日とは別にこうして武術稽古の時間を設けている。
練習開始時間より少し前に稽古場に現れた岡田氏と濱田氏。さっそくウォーミングアップに取り掛かる。それぞれ両手に木刀を持って対面し、ファイティングコーディネーターの佐々木修平氏の「上、上、下」という号令で木刀をぶつかり合わせるのだが、両手が交差していく動きは非常に複雑で本人たちも「上…、上…、下、あれ?」と戸惑いながらの動きが続く。しかし、数分後には岡田氏のテンポのいい「上、上、下」の声が聞こえてきた。一連の動きをマスターしたようだ。
そうこうしている間に本広克行監督も現場に到着し、いよいよ稽古が開始される。まずは本広監督が台本を片手に全体の流れを説明。真剣に聞いていた岡田氏だが、時折、何か考え込む表情が見える。動きをイメージしているようだ。
説明が終わると、すぐさま岡田氏から「最初はこんな感じの動きはどうかな?」との提案がある。佐々木氏はそれを取り入れて2人に動きをつけていく。その後も「こういう動きの方が次につながりやすい」「こんな動きもおもしろいと思うんだけど」「こんな動きは無理?」と積極的に動きを提案していく岡田氏。そこに本広監督や佐々木氏の意見を混ぜ合わせながら少しずつ動きが決まる。一方、大男役の濱田氏はナイフを扱かう設定で、稽古ではナイフではなく短い木刀ではあるが武器を持つ事でかなり緊張している様子だ。
途中、本広監督に「こういう動きは難しいかな?」と聞かれた濱田氏が「いや、難しいのは全部難しいですから。難しさの差ががわからないので、とにかくやります!」という会話も聞こえてくる。こうして1つ1つの動きが決まったところで稽古は終了。3時間、まったく休みはなかった。
数日後、営業の終わった深夜のシネコンでアクションシーンの撮影が行われた。まずは全体の動きを復習するが、稽古場とは違いたくさんの座席に囲まれた狭い通路で行われることで多少の変更が入る。濱田氏は本番用に用意されたナイフ(小道具で刃は切れないようになっているもの)を手に、緊張がさらに増した様子で表情がかなり強張っている。「ナイフが(岡田氏に)当たってしまいそうで、怖いんですよ」という濱田氏の言葉は、その場にいるスタッフの気持ちを代弁しているかのようだ。
しかし、当の岡田氏は「大丈夫です。僕が距離を測って動きますから」と笑顔で余裕を見せる。入念に繰り返されるリハーサルでも「もっと速くていいです」「遠慮せずにどんどんきてください。大丈夫です、僕は必ず避けますから」「僕を本気で襲うつもりで来てください」と岡田氏の頼もしい発言は続く。実際のアクションはかなりスピードで動くため、見ていてヒヤっとさせられる場面が多々あるが、そんな時でも岡田氏だけはまったく動じる様子はなかった。恐るべし、岡田准一。
カメラ位置などを変えつつ何度も何度も繰り返される撮影。キャストもスタッフも疲れた表情1つ見せないが、時刻は朝の6時になっていた。室内だからわからなかったが、映画館を出ると窓からはすっかり明るくなった空が見える。ここでタイムリミット、すべて撮りきれぬまま本日の撮影は終了となる。1週間後、やはり深夜から朝まで撮影があり、すべて終了したアクション。かなりハードなものが出来ているので、期待して欲しい。 |
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