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090113官网更新 :P
Interview Vol.3 松田翔太(世原旺次郎 役)
Q.台本を読んだ感想
野島さんが書かれるということで、すごく楽しみにしていました。出来上がった本を読んでみて、世良旺次郎という役がとても奇抜なキャラでうれしかったし、ほかの7人もそれぞれ個性的なので8人が出会ってからのストーリーもめちゃくちゃ面白いと思いました。野島さんには事前に“恋愛の話”だと聞いていたので、こういう形で恋愛をするとは思わなかったですね。
Q.このドラマのみどころを教えてください
それぞれが恋愛についてどう考えているのか、どういうバックグラウンドでラブシャに参加しているのかを楽しんでもらいたいです。そのあとは、キャラクターやセリフに共感できるところを探してもらえれば。僕自身も旺次郎だけでなく、うさタンにも菊リンにも共感する部分があるし、セリフに親近感が沸きます。だから、皆さんも誰かと自分と重ねてみたり、周りの友達を見渡してシャッフルを考えたりしてドラマを見ていただけると面白いと思います。
Q.旺次郎について
最初、旺次郎はもっとディープで裏表のある人だと思っていたんです。けれど演じてみたら、案外何も含んでなくて、フラットで、何に対しても力んでいなくて、ただ単純に自分が見たいものや知りたいことに関して貪欲な人だなと。ウソもつかないだろうし、何でも言いたいことをパンパンいっちゃうのが旺次郎だと思います。
Q.旺次郎の魅力
“男っぽい”っていうのが魅力になるか分からないけど、とくにかくウソがなくてさっぱりしている。「こいつをどうにかしてやろう」とか何も考えてないんです。それと、『ラブシャッフル』って男と女の話だけど、旺次郎は「男と女って何?そんなの関係ねえよ」みたいなアーティストの感覚を持っていて、いつも芸術を感じているんですよね。でもシリアス過ぎないというか、ギャグにものっかるし、自然体なところが魅力だと思う。
Q.旺次郎に共感する部分
映像もファッションもそうだけど、自分自身はどうでもよくて、“作品がどうなるか”を考えているところかな。僕もロンドンやニューヨークへ行って、別に男女関係が男女関係である必要がないというか、男と女がめちゃくちゃ親友であってもいいと思うし、男が男を好きとか、女が女を好きとか、そういう世界を否定しない。そういうのがあればあったでいいんじゃないの?って思うので、旺次郎の人間としての感覚には共感できます。
Q.カメラマン役について
楽しいですね。楽しいけど、カメラマンは求める側なんだなと思いました。被写体のタイミングを待たないといけないんですよね。それがじれったくなるというか、自分が写る側だとそのまま表現できるのですっきりするんですけど…。でもそれが逆に楽しいところかもしれません。撮影では、楽しく写真を撮るやり方と、鋭いまなざしで圧迫感をあたえるようなやり方の二通りやってみて、旺次郎ならどちらでもいけるような気がしたので、どちらかに決めてしまわないことにしました。毎回、被写体もシチュエーションも変わるから、とくにかく相手の心理をうまく引き出せるような方法で、相手によって変えていければなと。愛瑠とのシーンでは、かなり責めたので、嫌なヤツになったかもしれないな。
Q.ラブシャッフルについて
これを「浮気しようの会」と思われたら嫌ですね。僕が率直に思ったのは、大人として恋愛を真剣に考えたときに「ラブシャッフル」もありかもしれないなと。恋愛って、付き合って下さいっていうのがあって、別れて、また別の誰かと付き合って…の繰り返し。ラブシャッフルみたいな関係も面白いかもしれないなと。今まではそういう概念がなかったからやらなかっただけなので、ぜひ、視聴者の皆さんもラブシャを試してみてください(笑)。
Q.「ラブシャッフル=恋人交換」を実際に松田さんのお友達に勧められますか?
自分だったら絶対に嫌ですよ。ものすごく嫉妬すると思う。他人事だったらどんどん勧めますけど(笑)。
Q.「ラブシャッフル」の組み合わせについて、誰と誰が合いそうですか?
元々のカップル以上に成立することはないのかなと思います。だた、どんなキャラであれ恋愛となると可能性は広がると思うので、全くないともいえないし、絶対に合うとも言えないですね。
Q.では、松田さんから見て“旺次郎”には誰が合うと思いますか?
旺次郎は全員いけちゃうんじゃないかな(笑)。4人それぞれと撮影で一緒になったんですけど、なんとなくカップルっぽく見えてくるというか、誰といても違和感はないと思います。
Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
少し現実離れした話ですが、この『ラブシャッフル』を毎週見ていただくと、日ごろ自分が恋愛に対して思っていたことと違う意見を持ったり、価値観が変わったりするかもしれません。ぜひ自分のプライベートを重ねて毎週楽しみに見てください。 |
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