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发表于 2009-4-9 19:47
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第一话
40歳独身、アメリカ帰りの元キャリア・大澤絵里子(天海祐希)は、警視庁捜査一課に新設された「特別犯罪対策室」の室長に抜擢される。絵里子は将来を嘱望されたキャリアだったが、ある不祥事を起こして降格させられ、研修のためという名目でアメリカへ留学、5年ほどFBIなどで学び、帰国したばかりだった。
「特別犯罪対策室」の設置を主導したのは、絵里子の同期で参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)だ。野立は、警視庁に集まった記者に、「特別犯罪対策室」が科学捜査などの専門的捜査で凶悪犯罪に対応していくチームであることを説明した。
再び刑事として勤められることに喜びを感じつつ、絵里子は「特別犯罪対策室」に配属されることになった刑事たちと対面する。だが、エリートの集まりだと聞いていたそのメンバーは、朝起きられないために科捜研から放り出された木元真実(戸田恵梨香)、組織に属することに嫌気がさしている片桐琢磨(玉山鉄二)、生活安全課からやってきた警視庁一のうっかり者という異名を持つ男・山村啓輔(温水洋一)、やる気だけは人一倍ある新人刑事・花形一平(溝端淳平)、暴力事件を起こして組織対策課を追い出された岩井善治(ケンドーコバヤシ)と、お世辞にも精鋭とは呼べないような刑事たちだった。
捜査一課初の女性係長となった絵里子の存在は、狙い通り、マスコミ受けもよかった。警視庁刑事部の幹部、丹波博久刑事部長(光石研)や参事官の屋田健三(相島一之)は、たとえ「特別犯罪対策室」が失敗に終わっても野立の失点になる、とほくそえんでいた。
そんな中、荒川の河川敷で身元不明の男性の焼死体が発見されたとの通報が入る。死体は、上半身だけが丸こげで片腕が折れているという奇妙な状態だった。絵里子は、真美や片桐らとともにさっそく現場へと向かった。が、捜査一課の刑事たちから邪魔者扱いされ、追い返されてしまう。捜査一課係長の小野田忠(塩見三省)は、捜査一課は男の中の男の集まりなのだから引っ込んでいろ、と絵里子に言い放った。
ほどなく、被害者の身元が判明する。被害者・前田悟は、暴利の闇金業者だった。科捜研の鑑識官兼監察医の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、死因は心臓麻痺だが、胸部の皮膚から爆発時に発生する化学合成物質が付着していたことを絵里子に報告する。前田は、死ぬ直前、現場にあった鉄塔に上っており、心臓麻痺を起こして死亡後に落下したこともわかっていた。
やがて、前田が何者かに脅されて無理矢理鉄塔に登らされたことを示す証拠や、前田と同じように、上半身だけが丸こげになったホームレスの焼死体が見つかっていたことも明らかになる。絵里子は、これが同一犯による爆弾を使った連続殺人事件であり、犯人は高学歴ではなく実直な技術者である可能性が高いこと、さらに近いうちに必ず第3の犯行が起こることを推測する。
絵里子の推測どおり、新たな犠牲者が出た。被害者の小島文彦は銀行員だった。そんな折、容疑者と思われる男が逮捕される。その男とは、化学薬品を扱う町工場の経営者・野垣泰造(武田鉄矢)だった。 |
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