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編集部イチオシ!「チェイス~国税査察官~」記者会見
江口洋介さん、国税査察官役に挑戦!
「そのストレスを表現したい」
江口洋介さんが、脱税の摘発に全力を挙げる国税査察官・春馬草輔を演じるドラマ「チェイス~国税査察官~」。天才的脱税コンサルタント・村雲修次(ARATA)との攻防を軸に、壮大な物語が展開されます。
4月17日からのドラマのスタートを前に、4月12日には第1回の試写と江口さんの会見が行われました。上映が始まると、査察官チームが捜査に入る際の緊張感のある場面や、税金が免除されるタックス・ヘイブン、ヴァージン諸島のリゾート感たっぷりの映像など…次々に激しく展開する画面に、どんどん惹き込まれます。そして映像のスケール感に惹き込まれているうちに、その裏にある人間ドラマも、少しずつ浮き彫りになっていきます。
短い間に膨大な調査・作業をこなさなければならない国税査察業務。そのためには、手際よく、正確に動く優秀なメンバーのチームワークが不可欠。苦悩と緊張の日々。当然、調査内容は外部に漏らすことはできません。たとえ家族にも。普通であれば安らぎの場である家庭でも、娘に「パパの仕事は私たちにも秘密なんだもんね」と言われてしまいます。
そんな複雑な思いを胸に秘め、巨悪な脱税に立ち向かう主人公、春馬草輔。
「国税査察官OBの方に、仕事や生活のことなど詳しく話を聞かせてもらって、おもしろかった。正しいことをしていても、煙たがられてしまうような職業ではあるけれど、怪しいと睨んだ人をマークしていくところから、摘発に繋がっていく高揚感をもって取り組んでいる」淡々と思いを語る江口さん。しかし、落ち着いた話しぶりではありながらも、その奥にある熱い気持ちが感じられ、江口さんがいかに今回の役柄にのめりこんでいるかが伝わってくるようでした。
「査察官は、家族や友人にも仕事の話をできない分、一緒に仕事をするチームには、ファミリーのような絆がある。でも上下関係は厳しい。仕事の話を聞いているとノイローゼになるんじゃないかと思うほど、想像を絶するような職種。でも、おもしろく、やりがいのある人間像」そして「そのストレスを表現したい」と強く思ったそう。
脱税の手口や方法も様々で、追跡する中では人間の嫌な部分もたくさん見なければいけないけれど、国のシステムを支えるものとして、遂行しなければいけないという使命感や葛藤など…そこには全6回では終わらないほどのストーリーがあるようで、「映画化してほしいくらい」とプロデューサーに熱くアピールしていました。
また、実際のロケの話題に触れては、「とんでもない強さの風が毎日吹く中、ワイキキを血だらけで走るとは思いもよらなかった」と明かす場面も。リゾートとして知られる地で、優雅な印象があるワイキキでの、そのイメージとはかけ離れた?!シーンは、ドラマの終盤に登場するようですが、会見で詳細は明かされず、ますます気になるばかり…。
初回の放送を前に江口さんから早くも「映画化案」が飛び出すほどの、このドラマ。海外ロケを交えた迫力の映像と、個々のキャラクターや人間ドラマがじっくりと描かれるストーリー展開は、最後まで目が離せないものになりそうです。
ぜひ、ご期待ください!
● 4月17日(土)スタート!
土曜ドラマ「チェイス~国税査察官~」公式サイト
http://www.nhk.or.jp/dodra/chase/
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就是明天了。 |
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