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楼主 |
发表于 2008-9-3 20:26
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Q:台本を読んだ感想を教えて下さい。
昔懐かしい感じがしました(笑)。自分にはもう遠くなってしまった初恋の頃の、相手の一挙手一投足をクローズアップで見ている、そんな可愛い話だなって思いました。でも、私が演じる親パートからしてみれば、過酷な話だなとも思いましたね。実際、私は子供がいないので、いたらどんな感じだろうって想像しながらなんですけど、こういうことに親も立ち向かっていかなきゃいけないんだなって。「初恋、いいわね」って、手放しで喜べないというか、やっぱり責任のある側からしたら、そういう見方もしちゃいましたよね。
また、私が演じる母親側としては、親子でご覧になる方もいらっしゃると思いますので、親御さんの気持ちをくみとるパートとして、台本の長所と欠点を読み込みました。
Q:映画とドラマの違いについてはいかがですか?
映画を観て大体ストーリーはわかっていたんですけど、映画には無いシーンもあるし、家族の枠という部分にも焦点があたっていて……感動作であることは間違いないですよね。
Q:田原安江という役柄について教えて下さい。
家族を第一に考えてきた人で、「家の子に限って」という考え方もしているし、2人の娘を大事に育ててきて、旦那さんのことも支えてきた。主婦の代表ですよね。お母さんと奥さんをやることが、彼女にとって本当に大事な仕事なんですよね。田原家のセットを見ていても思うんですけど、ベランダにブランコがあったり、家庭菜園、随所にパッチワーク、編み物の棒が置いてあったり……。本当に、主婦として長けている人だなと思いました。家のことをこんなにも完璧にやりながら、娘の初恋に一緒になって戸惑ってみたり、悩んでみたり、どうしたものかとハラハラしたり。子供のことを信じていても、ついつい心配しちゃう、よくいるお母さんなんでしょうね。
このドラマは、美嘉の成長話でもあるんですけど、周りの家族の成長話でもあって、家族もひと回り大きくなっていくというか、美嘉によってお母さんも育てられているっていうのはありますね。
Q:ご自身と似ているところ、似ていないところはありますか?
一瞬、頼りなげな感じがするんですけど、いざというときに腹が据わるというんですか? いざという時に強さを見せる人だなって思って、そこはちょっと共通しているかなって思いました。逆に、私はあんなに家庭的じゃないですね(笑)。毎日、毎日、あんなに4品目も5品目もおかずを作ってすごいなって思いますね。私がお母さんだったらもう逸品少ないだろうなって(笑)。
Q:では、田原家についてお伺いします。田原家のセットでお気に入りの場所はどこですか?
セットの中で一番ほっとするときは、テーブルの位置についているときです。田原家の4人は、座る位置が決まっているんですね。私の左にお父さん、前におねえちゃん、斜め前に美嘉って。あの、4人で座っている瞬間がほっとするときかな。
Q:田原家の裏話を教えて下さい。
田原家のご飯のシーンのときは、カメラが回っていないときに「これ、お昼ご飯にいいね」って言ったりしていますよ(笑)。あと、ドラマの後半は食欲の無いシーンを撮影することが多かったのですが、役から自分に返ったときは、すごく食べたくてうずうずしていたんですよ。だからカットがかかってOKが出ると、皆でガツガツ食べています。
また、田原家の食卓には足がつているサラダボールが出てくるんですけど、このボールだけで、十分豪華に見えるなっていうのは勉強になりました。中に入っているものは、ただ野菜を切って、タマゴを茹でているだけなんですけど(笑)。
Q:勝治さんと安江さん、仲良し夫婦の秘訣は?
実は、最初からいい予感がしていたんです。お父さん役が岸谷さんだって聞いたときに、私、小躍りしたんですよ(笑)。これでもう夫婦はOKだなって。岸谷さんとはお会いしたことはあってもお仕事でご一緒するのは初めてだったんですけど、役者としての絶大な信頼感があるし、一家の大黒柱として、柱をどんと立ててくれるって言う確信があったので。それに寄り添う妻の役としては、本当に大きな樹を頂いたなって。最初からそういう安心感があったので、岸谷さんを見るだけで、いつも「あ、お父さん」って思ってしまいます(笑)。こればっかりは、勘としかいいようがないんですけど、クランクインする前から本当に楽しみにしていました。俳優さんとしての志も、長年にわたって拝見させて頂いていたので、尊敬とともに信頼がある、ご一緒させてもらって光栄だなと思っています。本当に面白い方で、すぐに打ち解けられました。
Q:では、娘役の水沢エレナさん、菊池亜希子さん、お2人の印象を教えて下さい。
エレナちゃんはすごくクールな子で、自分の感情を顔に出さないですね。まだ16歳だし、未経験の部分もたくさんある中で、色んな物を内に秘めながら、頑張っているんだろうなと思うんですけど、そういう悩みや苦悩を一切見せずに淡々とやっているから頼もしく感じます。
岸谷さんも同じように思っていると思うんですけど、亜希子ちゃんは、あのまま何の鎧もつけずに、その場にストンといる感じがすごく可愛くて。あと、お姉ちゃんには未知な部分があって、ドラマのシーンで、色々な事件が起こる中、彼女は結構どこにでも出てくるんですよね。何でここにいるんだろうみたいな(笑)。「お姉ちゃん、彼氏どうした?」「仕事どうした?」っていう疑問が結構あるんですよ。
あとお姉ちゃんは、身体が大きいせいかすごく頼りになる部分がありますね。安江が美嘉のことで消沈しているときも、ついお姉ちゃんがいると頼りたくなって、腕にすがりたくなるみたいな。それが自然と家族の役割みたいにできあがっています。
Q:第4話に向けての安江さん的見どころを教えて下さい。
この作品は、初恋の話であると同時に、女の子にとっての「大事な世界」の変化ですね。嵐が吹き荒れておさまって、また違う嵐が吹いてみたいな。美嘉の成長がどんどん見えてきます。
あとは夫婦の危機が訪れます。第4話以降の撮影では一時期、お父さんのことが本当に嫌いになりましたよね(笑)。だって怖いんだもん、お父さん。安江も理不尽というか、やっぱり女性だなって思うようなことを言ってしまいますが、もうちょっと社会をわかってあげてもいいのかなって思いました。お家を必死に守りたいお母さんと、仕事が成立しないと家族を守りたくても守れないお父さんがぶつかるっていう話ですね(苦笑)。あー、もうお父さん、本当に嫌だったなぁ……(笑)。怖いんだもん。
この作品を演じていく中でのキツイところなんですけど、親パートが出てくるたびに時間を経ているので、空いた時間の穴埋めをしていかないといけないんですね。だから、その空いてしまった時間を、どういう風に過ごしてきたのかなという穴埋め作業が結構ありましたね。仕事がうまくいかなくなるというひとつの問題があるだけで家庭も崩壊していく、この家にとっての厄年ですね。次から次へ、色々なことが起きるわって。
3話までは、娘が心配で、自分たちのことよりも娘と思っていたところに、今度は夫婦の危機がきて、それを今まで心配してきた娘に助けられるっていう話なんです。親としては、優君とこのまま納まってくれれば良いのになって思ってしまいます、本音を言うと(笑)。何の申し分も無い相手じゃないですか。優しいし、彼女の両親にもちゃんと向かってきてくれるし。どっか心もとない部分があるヒロ君が、十分魅力的なのもわかるんですけどね。なんか、やっと美嘉が落ち着いた方向に行くのかなって思ったときに……運命ですよね。第4話は、ヒロと美嘉がもう一度出会うための序曲なんだと思います。
Q:HPをご覧の皆様にメッセージを。
この前、小学校に遊びに行ったら「美嘉ちゃんのお母さんだー」って言われて、「皆、ドラマ見ているの?」って聞いたら「見てますよー」って(笑)。こんなにも小さな子たちが、この作品を読んだり見たりしているんだなっていうのを知った時に、私なんかも一緒ですけど、この先、何が起こるか分からないのが人生なんだなって思いました。だから今後、好きな子に出会って、自分以上に誰かを愛せたら後悔なく生きられるというか、表面的な恋愛ではなくて、死ぬ気で愛することが一生に一回でも出来たら、本当にいい大人になれるから。なんかそういう部分を見てもらいたいなって思います。恋に恋する季節があってもいいけど、本当の恋はキツイよってことも含めてね(笑)。
Q:では最後に。羽田さんにとっての恋とは?
人生に輝きを与えてくれるものです。
Q:弱点は?
プールが苦手です。ダイビングをやるんですけどプール怖い(笑)。
Q:自分を動物に例えると?
申年だから猿。
Q:変な癖は?
左耳を触ること。
Q:今、一番欲しいものは?
愛。
Q:地球が滅亡するとします。最後の晩餐に何を食べますか?
自分の家で作った普通のカレーかな。
Q:小さかった頃、憧れた職業は?
主婦。
Q:思い出に残っているイタズラは?
車を大事にしている人に、「車に落書きしてありましたよ」って、真剣な顔で言いました(笑)。
Q:好きな言葉は?
願いは叶う。 |
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